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特集 もっと身近に! Female Urologyを学ぶ
〈診断〉
女性下部尿路症状に対する尿流動態検査の有用性
The role of urodynamics in the evaluation of female LUTS
朝倉 博孝
1
Hirotaka Asakura
1
1埼玉医科大学病院泌尿器科
キーワード:
UDS
,
female LUTS
,
BOO
,
DU
Keyword:
UDS
,
female LUTS
,
BOO
,
DU
pp.106-113
発行日 2019年2月20日
Published Date 2019/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206480
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▶ポイント
・排尿後残尿測定は非侵襲的な検査で,下部尿路障害を診断する第一選択の検査になりうる.
・膀胱内測定により,蓄尿障害の原因であるDOや低コンプライアンス膀胱が診断できる.
・女性下部尿路閉塞の診断は,controversialであるが,Qmax/Pdet@Qmaxのカットオフ値と臨床症状の組み合わせで診断されている.
・最近のトピックスである排尿筋低活動についても,UDSのパラメータの基準値は決まっていない.
・UDSにアーチファクトはつきものであるので,その解釈には注意を要する.
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