特集 尿路性器感染症の治療薬はこう使う!―避けては通れないAMRアクションプラン
注射用アミノグリコシド系:AMK・GM・ISP
東郷 容和
1
,
草刈 康平
2
1協和会協立病院泌尿器科
2協和会協立病院薬剤部
キーワード:
アミノグリコシド系薬剤
,
尿路感染症
,
適正使用
Keyword:
アミノグリコシド系薬剤
,
尿路感染症
,
適正使用
pp.132-138
発行日 2022年2月20日
Published Date 2022/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207442
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▶ポイント
・アミノグリコシド系薬剤は,主にグラム陰性桿菌に対して有効な薬剤であり,泌尿器科領域では膀胱炎と腎盂腎炎に適応症を有している.
・抗菌薬のピーク濃度が高いほどその治療効果を発揮する濃度依存型の薬剤である.
・治療効果の評価や副作用発生の予防目的のため,血中濃度のモニタリングが必要である.
・注意すべき主な副作用として,腎毒性と聴器毒性がある.
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