増刊号特集 泌尿器科診療の最新スタンダード―平成の常識は令和の非常識
尿路・性器の感染症
尿路性器結核
髙橋 聡
1
1札幌医科大学医学部感染制御・臨床検査医学講座
pp.118-120
発行日 2020年4月5日
Published Date 2020/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206871
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以前の常識
・新登録結核患者数の減少に伴い,尿路性器結核を含めた肺外結核患者届出数も減少している.
・肺外結核である尿路性器結核での結核菌群の検出は,塗沫検査,培養検査,PCR法による検査であった.
現在の常識
・新登録結核患者数のさらなる減少に伴い,尿路性器結核を含めた肺外結核患者届出数も減少している.
・肺外結核である尿路性器結核での結核菌群の検出は,塗沫検査,培養検査,迅速診断機器を用いた核酸増幅法による検査で行う.
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