Japanese
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特集 リプロダクションの現在―いま精子力を考える
〈精子力改善プロジェクト〉
感染症・生活習慣・食生活が造精機能に及ぼす影響
Effects of genitourinal tract infection, lifestyle, and diet on spermatogenesis
湯村 寧
1
,
竹島 徹平
1
,
黒田 晋之介
1
Yasushi Yumura
1
,
Teppei Takeshima
1
,
Shin-no-suke Kuroda
1
1横浜市立大学附属市民総合医療センター・生殖医療センター
キーワード:
男性不妊症
,
生活習慣
,
尿路性器感染症
Keyword:
男性不妊症
,
生活習慣
,
尿路性器感染症
pp.986-991
発行日 2019年12月20日
Published Date 2019/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206772
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▶ポイント
・尿路性器感染による不妊症は比較的多く,診断・治療法の開発など今後の対応は重要である.
・男性不妊患者は生活習慣病などの併存疾患を有する割合が高い.これらの予防が不妊症改善につながる.それ以外にも陰囊冷却・禁欲期間短縮など日常生活のなかで精液所見改善が見込めるものもある.
・精子力を上げる食材として,野菜・果物・穀類などのほか魚なども挙げられる.
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