特集 いま,ウロギネコロジーが熱い!―魅惑のサブスペシャリティ
ウロギネ領域におけるウロダイナミックスタディ
吉尾 裕子
1
,
東郷 未緒
2
1済生会松阪総合病院 泌尿器科
2高知大学医学部 薬理学講座
キーワード:
ウロダイナミックスタディ
,
UDS
,
骨盤臓器脱
,
尿失禁
Keyword:
ウロダイナミックスタディ
,
UDS
,
骨盤臓器脱
,
尿失禁
pp.108-113
発行日 2025年2月20日
Published Date 2025/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038523930790020108
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▶ポイント
・ウロギネ領域の主な疾患には,骨盤臓器脱,腹圧性尿失禁,過活動膀胱があり,それらの疾患はしばしば併存し,さまざまな下部尿路症状を呈する.
・特に外科的治療を要する症例においては,術前にウロダイナミックスタディ(UDS)による下部尿路機能の評価を行う必要がある.
・UDSには侵襲を伴う検査も含まれるため,検査の目的を明確にして患者への十分な配慮のうえに行うべきである.
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