Japanese
English
綜説
ロボット支援下腎部分切除術
Robotic-assisted partial nephrectomy
雑賀 隆史
1
Takashi Saika
1
1愛媛大学医学部泌尿器科学
キーワード:
腎細胞癌
,
腎部分切除術
,
ロボット支援下手術
Keyword:
腎細胞癌
,
腎部分切除術
,
ロボット支援下手術
pp.403-408
発行日 2018年5月20日
Published Date 2018/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206292
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要旨
近年のロボット支援下手術の普及に伴い,高解像度3D画像,多自由度鉗子を用いた鏡視下手術の特性を活かした小径腎細胞癌に対する低侵襲手術としてRAPNが行われるようになり,本邦でも2016年4月の保険収載後にきわめて急速に普及しつつある.RAPNにおける短期手術成績,腎機能保持や腫瘍制御などについて従来の腹腔鏡下腎部分切除術のそれと比較することで現況でのRAPNの有用性を明らかにし,さらにロボット手術の特性を活かした今後の発展と留意点を概説する.
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