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特集 この1冊で安心! 泌尿器科当直医マニュアル〈外来編〉
がん薬物療法の副作用:腎癌─分子標的薬・免疫チェックポイント阻害薬
Adverse events of medical treatment for kidney cancer : molecular targeted therapy, immune checkpoint inhibitor
小島 崇宏
1
Takahiro Kojima
1
1筑波大学医学医療系臨床医学域腎泌尿器外科
キーワード:
がん薬物療法
,
副作用
,
がん緊急症
Keyword:
がん薬物療法
,
副作用
,
がん緊急症
pp.273-278
発行日 2018年3月20日
Published Date 2018/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206212
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▶ポイント
・腎癌の薬物療法では,分子標的薬(VEGF受容体に対するチロシンキナーゼ阻害薬,mTOR阻害薬)と免疫チェックポイント阻害薬が主に使用される.
・免疫チェックポイント阻害薬による自己免疫疾患関連副作用(irAE)が疑われる場合には,診断的なアプローチをするとともに,早期からステロイドの使用を考慮することが望まれる.
・必要に応じて他科の専門医への紹介を適切なタイミングで行うことが重要である.
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