Japanese
English
特集 泌尿器癌局所療法─局所を制する者は全身を制す
〈前立腺癌〉
前立腺癌の局所療法の根拠となる病理と解剖
Anatomical and pathological basis for prostate cancer focal therapy
金尾 健人
1
Kento Kanao
1
1愛知医科大学医学部泌尿器科学講座
キーワード:
前立腺
,
局所療法
,
病理
,
解剖
Keyword:
前立腺
,
局所療法
,
病理
,
解剖
pp.1048-1053
発行日 2017年12月20日
Published Date 2017/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206148
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
▶ポイント
・多巣性の前立腺癌では,最も大きい病変が最も高いグリソンスコアをもつことが多く,局所療法の対象となる.
・前立腺癌は,線維筋性組織や平滑筋の走行に沿って進展することが多く,mpMRIでは癌の辺縁を過小評価することがある.
・前立腺の内部構造と,癌の病理学的な特徴を十分理解したうえで,治療域を設定することが重要である.
Copyright © 2017, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.