増刊号特集 泌尿器科検査パーフェクトガイド
Ⅱ疾患別:実施すべき検査と典型所見
[6]尿路・性器の感染症
結核
高橋 聡
1
1札幌医科大学医学部感染制御・臨床検査医学講座
pp.190-191
発行日 2017年4月5日
Published Date 2017/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205958
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ここがポイント
◉Doctors' delayを防ぐためには,尿路結核に特徴的な症状はないことから,複雑性尿路感染症の鑑別疾患の1つとして念頭に置くことが重要である.
◉結核菌検出のためには,核酸増幅法検査,塗抹・培養検査が必要であり,画像検査や病理組織検査などと合わせて診断する.
◉飛沫が発生しないような尿路結核では,空気予防策は不要である.
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