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特集 小児泌尿器科内視鏡手術“最前線”—適応とコツ
Ⅱ.尿路疾患に対する腹腔鏡下手術
後腹膜鏡下上位腎摘出術
Retroperitoneoscopic heminephrectomy
古賀 寛之
1
,
山高 篤行
1
Hiroyuki Koga
1
,
Atsuyuki Yamataka
1
1順天堂大学小児外科・小児泌尿生殖器外科
キーワード:
後腹膜腔
,
後腹膜鏡下手術
,
半腎摘出術
Keyword:
後腹膜腔
,
後腹膜鏡下手術
,
半腎摘出術
pp.136-140
発行日 2015年2月20日
Published Date 2015/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205157
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要旨 後腹膜鏡手術は腹腔内での手術操作を行わないために,腹腔鏡手術と比し,腸管を直接操作することがなく,術後麻痺性・癒着性イレウスのリスクを伴わない大きな利点があると考えられている。しかしながら,後腹膜腔の確保の難しさ,きわめて限定された術野などの問題により困難を伴う場合があり,腹腔鏡手術と比して難易度の高い手術手技である。本稿では後腹膜鏡下上位腎摘出手術について概説する。
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