文献抄録
ESWL後の尿中酵素の変動について
pp.1003
発行日 1989年11月20日
Published Date 1989/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205106
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最近では上部尿路結石の治療はESWLが主流になっているが,ES-WL後の腎機能,腎組織障害などについて種-報告されている。
尿中酵素中N-acethyl-β-glucosa-midase(NAGと略),β-galactosi-dase(BGALと略)などは,その測定が容易であるため腎障害検索の指標として広く用いられている。これらの酵素は哺乳動物の体内では色-な臓器・組織中に分布しているが,腎の近位尿細管・糸球体に特に高濃度に存在している。著者らはESWL後のこれら尿中酵素値の経時的変動について報告している。
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