Japanese
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特集 外来で行う泌尿器科手術―私のテクニック
外来ESWL
Outpatient ESWL
芳賀 一徳
1
,
佐藤 嘉一
1
Kazunori Haga
1
,
Yoshikazu Satoh
1
1三樹会病院
キーワード:
ESWL
,
ガイドライン
,
外来手術の適応
Keyword:
ESWL
,
ガイドライン
,
外来手術の適応
pp.815-822
発行日 2010年10月20日
Published Date 2010/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413102132
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要旨 体外衝撃波砕石術(ESWL)は,1984年当院に国内第1号機が導入されて以来,画期的な低侵襲治療として広がっている。第3世代の機器の進歩により砕石効率は改善し,症例の蓄積により安全性が確認されてますます普及し,現在尿路結石症の治療の8割を超えている。この低侵襲性により近年では安全に外来的に施行することも可能となり,さらなる症例の増加が予想されている。ここでは,ESWLのこれまでの機器の進歩と,当院での25年間の経験を基に,ガイドラインを含めた国際的な現状を示すとともに,外来ESWLの適応と,当院でのフローチャート,ESWL治療と外来管理の留意点などを中心に述べる。
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