Japanese
English
特集 進行性前立腺癌の治療
内分泌療法
Endocrine Therapy for Prostate Cancer
山中 英寿
1
,
今井 強一
1
,
鈴木 孝憲
1
Hidetoshi Yamanaka
1
,
Kyoichi Imai
1
,
Takanori Suzuki
1
1群馬大学医学部泌尿器科学教室
pp.189-193
発行日 1989年3月20日
Published Date 1989/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413204935
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はじめに
現在,我が国においては,初診時において既に前立腺癌の80〜85%は病期Cおよび病期Dの進行性前立腺癌である。これら進行癌に対しては全身的治療が要求される。前立腺癌の80%以上はアンドロゲン依存性を保持していることより,内分泌療法が進行癌治療法の主流になっている。本稿においては,従来より行われてきている内分泌療法である除睾術,エストロゲン療法に,アンチアンドロゲン療法を加えて概説し,これら治療法がかかえている問題点についても併せて述べる。
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