Japanese
English
手術手技
腫瘍に対するTUR
Transurethral Resection for Bladder Tumors
岩動 孝
1
,
大堀 勉
1
Takashi Isurugi
1
,
Tsutomu Ohori
1
1岩手医科大学医学部泌尿器科学教室
1Department of Urology,Iwate Medical University School of Medicine
pp.827-831
発行日 1978年9月20日
Published Date 1978/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413202611
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はじめに
膀胱腫瘍に対するTUR(以下TUR-Btと略す)の適応は,表在性で限局した腫瘍に限るという時代から,最近はTURと,放射線療法や抗癌剤投与の併用などによつて,high grade,high stageの腫瘍に対しても盛んに行なわれ,その予後も良好であることから次第に適応が拡大されつつある。しかし,一般的には浸潤度B1までがTUR-Btの適応とされているので,本稿ではこの適応に応じた手術手技を述べるとともに,併用療法に関しては若干の文献を紹介するにとどめたい。
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