文献抄録
泌尿器科外来男性患者の尿中嫌気性菌
pp.136
発行日 1978年2月20日
Published Date 1978/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413202497
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正常男性成人尿道のflora中に嫌気性菌は腐生常在しているが,病原性を発揮することは稀である。しかし,著者らは後述の尿培養結果から,いわゆる無菌性膿尿の場合には尿の嫌気性菌培養検査を施行した方がよいとしている。
著者らは517名の成人患者から無菌的に採取した尿について嫌気性菌培養検査を行なつた。対象となつた大部分の患者は前立腺肥大症,前立腺癌,尿道狭窄などの慢性尿路疾患をもつている。
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