小さな工夫
トラカール膀胱瘻造設時のバルンカテーテル挿入法
田利 清信
1
,
吉田 謙一郎
1
1公立学校共済組合関東中央病院泌尿器科
pp.335
発行日 1975年4月20日
Published Date 1975/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413201955
- 有料閲覧
- 文献概要
種々の理由で膀胱瘻造設を要することがあるが,膀胱まで切開して膀胱瘻を作るよりトラカールで膀胱穿刺してカテーテルを留置する方が,はるかに患者の負担は少ない。しかし,ネラトンカテーテルでは抜ける恐れがあるので,できればバルンカテーテルを留置したいが二股になつているのでそのままでは入らず,少し工夫を要する。
Copyright © 1975, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.