Japanese
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新薬治験
泌尿器科領域におけるアバピラ錠の使用経験
CLINICAL USE OF AVAPYRA IN UROLOGICAL FIELD
津川 龍三
1
,
細川 靖治
1
,
松浦 一
1
Ryuzo TSUGAWA
1
,
Yasuharu HOSOKAWA
1
,
Hajime MATSUURA
1
1金沢大学医学部泌尿器科学教室
1Department of Urology, School of Medicine, Kanazawa University
pp.1011-1012
発行日 1968年12月20日
Published Date 1968/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413200554
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Ⅰ.緒言
泌尿器科領域における「痛み」の治療はその成因を考えるとき,単に鎮痙効果のみならず,鎮痛効果をも加味して行なわれる必要がある。今回,われわれはこれらの効果を兼ねた薬剤として杏林薬品よりアバピラ錠の提供を受け,主として尿路結石症に対し鎮痛効果および結石の自然排出(以下自出と略す)について臨床的観察を行なつたので報告する。なお症例の検討に当つては第1表のごとき各機関の協力を得たので発表に先立ち謝意を表する。
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