知っていると役立つ泌尿器病理・28
症例:30代・女性
高柳 奈津子
1
,
清水 道生
1
1埼玉医科大学国際医療センター病理診断科
pp.539-542
発行日 2014年7月20日
Published Date 2014/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413103625
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症例:30代・女性
下痢・血便のため前医を受診し,腹部CTで24mm大の右尿管腫瘤と水腎症を指摘された。逆行性腎盂造影検査で中部尿管に陰影欠損が認められ,尿管腫瘍の診断で右尿管部分切除術が施行された。図1は摘出された腫瘤の肉眼像,図2~4はその代表的な組織像である。
病理診断は何か。
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