知っていると役立つ泌尿器病理・9
症例:70代・男性
清水 道生
1
1埼玉医科大学国際医療センター・病理診断科
pp.987-990
発行日 2012年12月20日
Published Date 2012/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413102966
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症例:70代・男性
尿閉にて来院し,治療のためバルーンカテーテルが留置された。超音波診断やMRIなどの検査にて膀胱壁が肥厚し,特に前立腺に接する位置に5cm大の腫瘤が認められた。図1~3は,経尿道的前立腺切除(TUR-P)で得られた代表的な組織像である。
1.鑑別診断を述べよ。
2.病理診断は何か。
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