学会印象記
「第27回欧州泌尿器科会議(27th Annual Congress of the EAU)」印象記
田口 和己
1
1総合上飯田第一病院泌尿器科
pp.520-521
発行日 2012年6月20日
Published Date 2012/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413102837
- 有料閲覧
- 文献概要
第27回欧州泌尿器科会議は,本年2月24日から28日にかけてフランスのパリにて開催されました。私は昨年に引き続いて2回目の参加でした。名古屋市立大学の先輩3名に同行させていただき,中部国際空港から成田を経て,ANAの直行便でシャルル・ド・ゴール空港まで快適に行くことができ,その後も空港バスにて学会場付近まで順調に向かいました。
会場はパリ市内の北東に位置するLE PALAIS DES CONGRESであり,地下鉄の駅とも連絡し,1階にはさまざまなブランドが店を構えた,オシャレで近代的なまさにパリといった建物でした。学会場には開催日初日の朝に入りましたが,登録デスクはすでに大変な混雑で,英語はもとよりさまざまな言語が飛びかい,賑やかというよりは騒々しい状態でした。事前の登録用紙を利用した効率化を計った登録システムでしたが,用紙をプリントアウトして用意していない方が多く,案内がわかりにくく,参加者も多様であることから上手く機能しておらず,非常に時間がかかりました。今や当たり前? となったアプリを利用した案内もあり,スマートフォンやiPadなどのタブレットを片手に会場を歩く人を多くみかけ,流行を感じました。
Copyright © 2012, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.