書評
「医学生の基本薬」―渡邉裕司 編
福井 次矢
1
1聖路加国際病院
pp.30
発行日 2011年1月20日
Published Date 2011/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413102185
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本書は,医学生が臨床実習や卒業直後の研修開始時に困らないよう,数ある医薬品のうち重要かつ必須の医薬品のエッセンスをわかりやすくまとめたものである。
構成は,主として臓器系統ごとに10章に分けられていて,カルシウム拮抗薬から皮膚用内服薬(エトレチナート)まで,厳選された164種類の医薬品(=基本薬)につき,適用される病気の概説,薬理作用,注意事項,エビデンスなどが記述されている。
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