Japanese
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手術手技 尿失禁に関連した手術・1【新連載】
女性尿失禁の手術―開腹手術:Burch法を中心に
Surgical repair of female urinary incontinence:open retropubic procedure:Burch colpo-suspension
福井 準之助
1
Junnosuke Fukui
1
1聖路加国際病院泌尿器科
キーワード:
腹圧性尿失禁
,
恥骨後式腟懸吊術(Burch法)
Keyword:
腹圧性尿失禁
,
恥骨後式腟懸吊術(Burch法)
pp.289-296
発行日 2008年4月20日
Published Date 2008/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101484
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要旨:尿失禁治療のための開腹手術には多種類の手技が報告されているが,治癒率や合併症の発生率から恥骨後式腟懸吊術とparavaginal sling術が主流となっている。筆者は恥骨後式到達手技の中で,膀胱頸部~中枢側尿道に接した腟壁をCooper靭帯に縫合して中枢側尿道をハンモック状に吊り上げ,解剖学的に正常な位置である腹腔内に回復させる恥骨後式腟懸吊術の1術式であるBurch腟懸吊手技を好んで施行してきたので,本術式を中心に述べる。
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