Japanese
English
特集 Aging male―これからの展開
Aging maleの性機能
Sexual function in aging male
髙波 眞佐治
1
Masaharu Takanami
1
1東邦大学医療センター佐倉病院泌尿器科
キーワード:
aging male
,
勃起機能障害
,
性機能
Keyword:
aging male
,
勃起機能障害
,
性機能
pp.29-34
発行日 2007年1月20日
Published Date 2007/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101063
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要旨 わが国も高齢化が進み,人口の5分の1が65歳以上という状況下で,いかに健康で生き甲斐のある余生を送ることができるかが課題となっている。1998年の調査では,わが国に中等度以上の勃起機能障害(erectile dysfunction:ED)有病者数は1,130万人いることが判明している。当院リプロダクションセンター男性性機能外来を受診した210名の患者は,30歳代から年齢とともに増加し60歳代がピークであった。年代別平均総テストステロン値は,加齢による減少傾向は認められなかったが,フリーテストステロン値は減少を示した。夜間睡眠時勃起現象(nocturnal penile tumescence:NPT)の増大量も年代とともに減少していた。PDE5阻害薬の有効率は平均84.9%で,どの年代においても非常に有効であった。
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