Japanese
English
特集 Aging male―これからの展開
Aging male―現状と展望
Aging male―the present state and the future prospect
並木 幹夫
1
,
高 栄哲
1
Mikio Namiki
1
,
Eitetsu Koh
1
1金沢大学大学院医学系研究科集学的治療学(泌尿器科学)
キーワード:
加齢
,
男性ホルモン
,
更年期障害
Keyword:
加齢
,
男性ホルモン
,
更年期障害
pp.7-11
発行日 2007年1月20日
Published Date 2007/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101060
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要旨 近未来の高齢化社会の到来は,社会的にも経済的にも大きな課題を人類につきつけている。そのような背景から高齢者の健康増進,QOLの維持を目指した医療が21世紀の大きなテーマになってきた。そのなかで,“Health aging for men”の精神から発生した学際的研究がAging Male研究で,1998年に国際学会であるISSAMが誕生し,わが国でも2001年に支部が設立され,2006年には日本Men's Health医学会と名称変更され学会化した。この学会および日本泌尿器科学会が中心となり加齢男性性腺機能低下(LOH)症候群の診療手引きが発刊され,この分野の診療が着実に発展することが期待される。またそのことが,わが国の高齢化対策の一助になるものと確信する。
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