Japanese
English
手術手技 腹腔鏡下手術時代における開放手術・3
根治的腎摘除術
Renal cell carcinoma:curative operation
小林 幹男
1
Mikio Kobayashi
1
1伊勢崎市民病院泌尿器科
キーワード:
腎癌
,
根治的腎摘除術
,
リンパ節郭清術
Keyword:
腎癌
,
根治的腎摘除術
,
リンパ節郭清術
pp.215-224
発行日 2007年3月20日
Published Date 2007/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101039
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要旨:腎細胞癌の根治手術は,腎全摘除術と腎部分切除術である。以前は,全例に全摘除術を行っていたが,単腎や対側腎が正常である小径腎癌は腎部分切除術の適応になる。腎細胞癌にも体腔鏡下手術が応用される症例は年々増えているが,局所進行癌,下大静脈腫瘍血栓合併例などは開放手術の適応である。本稿では,1960年代以来標準術式である根治的腎摘除術について,基本的事項と経験的な手術手技を加えてわかりやすく解説した。
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