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特集 これだけは伝えたい! 腎癌手術のコツ
根治的腎摘除術:後腹膜到達法
Retroperitoneal approach of radical nephrectomy for renal cell carcinoma
櫻井 俊彦
1
,
土谷 順彦
1
Toshihiko Sakurai
1
,
Norihiko Tsuchiya
1
1山形大学医学部腎泌尿器外科学講座
キーワード:
根治的腎摘除術
,
腎細胞癌
,
経後腹膜
Keyword:
根治的腎摘除術
,
腎細胞癌
,
経後腹膜
pp.312-317
発行日 2016年4月20日
Published Date 2016/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205690
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▶ポイント
・腹膜を開けずに施行できるため,腹部手術既往例や高齢者・合併症の多い患者などに低侵襲かつ短い手術時間で施行可能である.
・患側の肋骨(主に第11肋骨)の先端を軟骨を含め,5cm程度切除して後腹膜を展開すると,腎門部が創の中心にくることが多く,創を小さくしても良好な視野が得られる.
・腎門部が最も深部にきてしまうため,腫瘍に触らずに腎門部に到達できる症例を選んで施行する.
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