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セミナー 血栓症・肺塞栓症の予防と対策 5
肺血栓塞栓症の予防薬・治療薬の使い方
How to use the preventive and curative medicine of pulmonary thromboembolism
丹羽 明博
1
Akihiro Niwa
1
1武蔵野赤十字病院循環器科
キーワード:
急性肺血栓塞栓症
,
未分画ヘパリン
,
組織プラスミノーゲンアクチベータ
Keyword:
急性肺血栓塞栓症
,
未分画ヘパリン
,
組織プラスミノーゲンアクチベータ
pp.379-384
発行日 2006年5月20日
Published Date 2006/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413100669
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要約:肺血栓塞栓症の予防治療における薬剤は,いくつかある予防法治療法の一つである。静脈血栓症全体の考え方を概説して,現状における薬物の使用法について述べた。現在のところ本法でのエビデンスはなく,欧米の使用法が基準となっている。また,2005年7月にモンテプラーゼが保険認可され,本邦での使用基準が検証されていくことが期待される。基本は現在の基準を認識して,個々の病態に即して使用法や使用量を調節していくべきである。
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