Japanese
English
原著
転移性皮膚腫瘍—統計的ならびに免疫組織化学的観察
Metastatic Skin Tumor--Statistic and Immunohistochemical Study
安斎 真一
1
,
穂積 豊
1
,
麻生 和雄
1
Shinichi ANSAI
1
,
Yutaka HOZUMI
1
,
Kazuo ASO
1
1山形大学医学部皮膚科学教室
1Department of Dermatology, Yamagata University School of Medicine
キーワード:
転移性皮膚癌
,
統計
,
免疫組織化学
Keyword:
転移性皮膚癌
,
統計
,
免疫組織化学
pp.235-240
発行日 1989年3月1日
Published Date 1989/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412204058
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昭和51年10月から昭和62年9月まで山形大学皮膚科学教室で経験した転移性皮膚腫瘍18例について臨床的および病理組織学的に検討した.原発巣は,肺癌5例,乳癌4例,耳下腺癌と胃癌各2例,膣癌と上顎癌各1例,不明3例であった.初診時年齢は平均65.8歳と今迄の報告のなかでも最も高かった.これらの症例に対して通常の病理組織学的検索のほかに,免疫組織化学的検索を行い,原発巣と皮膚転移巣の間の関係を検索したので報告した.
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