Japanese
English
薬剤
Sulbenicillin(SB-PC)の抗トレポネーマ作用について
ANTITREPONEMAL ACTIVITY OF SULBENICILLIN
大久保 暢夫
1
,
柏木 義勝
1
,
柴田 実
1
,
堀 幹郎
1
Nobuo OHKUBO
1
,
Yoshikatsu KASHIWAGI
1
,
Minoru SHIBATA
1
,
Mikio HORI
1
1都立衛生研究所微生物部細菌第2研究科
1Division of Bacteriology Ⅱ, Department of Microbiology, Tokyo Metropolitan Research Laboratory of Public Health
pp.819-820
発行日 1973年9月1日
Published Date 1973/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412201212
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緒言
耐性ブドウ球菌感染症の治療は種々の合成ペニシリン,セファロスポリン系薬剤の開発によつて殆んど解決されたものと考えられているが,これに代つて緑膿菌,変形菌等グラム陰性桿菌による難治感染症の問題がクローズアップされるようになつた.
これらの難治感染症に有効な薬剤は,Polypeptide系抗生物質をはじめ,Gentamicin等が開発されたが,毒性等の点で難点があり十分にその効果を発揮し得るものではなかつた.
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