印象記
日本皮膚科学会第24回西日本連合地方会見聞記
荒尾 龍喜
1
1熊本大学医学部皮膚科教室
pp.354-356
発行日 1973年4月1日
Published Date 1973/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412201138
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日本皮膚科学会第24回西日本連合地方会は10月28・29日の両日新装なつた徳島市パークホテルにおいて,新進気鋭の徳島大学武田克之会長のもとに盛大に開催された.この間幸いに快晴に恵まれ,気温も申分なく,学会が一層爽快となつたことは事実である.学会出席者は300名を越え,東京,東部,中部の各地区からも多数の参会者を算え,学会が一段と盛大なものとなつた.
学術大会の前日午後3時半より開催ざれた地方委員会において,2年前よりの懸案であつた日本皮膚科学会西部支部規約案が一部の語句修正のみで承認され,今後本会はこの規約によつて運営されることとなつた.その主なことを記すると,本会の正会員は西部地区(中国,四国,九州)在住の日本皮膚科学会々員で,西部支部長,同副支部長は西部支部所属の口本皮膚科学会理事より選出され,正会員中より選出された若干名の運営委員と共に会務を執行し,地方委貝は従来と異なり,本会に属する各県より正会員10名につき1名(ただし最低3名,最高10名)を選出して会務について協議する.本会の主催する学術集会は従来通り日本皮膚科学会西日本連合地方会と呼称し,正会員中より総会において選出された会長が,プログラム委員会,実行委員会などの委員,事務局長を正会員中より指名し,学術集会の企画運営に当ることになり,ますます会員多数の意志を反映した会が行われるようになろう.
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