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Dermoscopy Specialistへの道Q&A(第15回)
斎田 俊明
1
,
古賀 弘志
1
1信州大学医学部皮膚科
pp.585-587
発行日 2005年6月1日
Published Date 2005/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412101525
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Qどんなダーモスコピー所見が認められますか?
診断は何でしょう
臨床情報
76歳,男性.数か月前,左側頸部に黒色の皮疹が生じているのに気づいた.その後,徐々に増大してきた.
初診時,左側頸部に,大きさ29×10mmの境界比較的明瞭な黒色調の斑状ないし局面状の皮疹が認められた(図2).皮疹内には線状から蛇行状の色素沈着パターンが認められ,また一部には痂皮が付着していた.
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