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Dermoscopy Specialistへの道Q&A(第4回)
斎田 俊明
1
,
宮嵜 敦
1
1信州大学医学部皮膚科
pp.601-603
発行日 2004年7月1日
Published Date 2004/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412100764
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Qどんなダーモスコピー所見が認められますか?
診断は何でしょう
臨床情報
29歳,男性.マウンテンバイクが趣味で,10歳代から日光曝露の機会が多かった.初診の1年半ほど前に右前腕に黒褐色斑が生じているのに気付いた.徐々に拡大してきたので,当科を受診した.
初診時,右前腕屈側に7.1×6.2mmの黒褐色斑が存在していた(図2).全体としてやや不整なヒョウタン型の形状を呈し,色調に多少の濃淡差が認められた.
A 診断 悪性黒色腫(表在拡大型)の早期病変
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