Japanese
English
治療
大臀筋穿通枝皮弁を用いた毛巣洞に対する治療経験
Treatment for pilonidal sinus using a gluteal perforator-based flap
長島 史明
1
,
高田 温行
1
,
稲川 喜一
1
,
岡 博昭
1
,
森口 隆彦
1
Fumiaki NAGASHIMA
1
,
Haruyuki TAKATA
1
,
Kiichi INAGAWA
1
,
Hiroaki OKA
1
,
Takahiko MORIGUCHI
1
1川崎医科大学形成外科・美容外科
1Department of Plastic and Reconstructive Surgery,Kawasaki Medical School
キーワード:
毛巣洞
,
再建
,
穿通枝皮弁
Keyword:
毛巣洞
,
再建
,
穿通枝皮弁
pp.313-315
発行日 2005年3月1日
Published Date 2005/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412100085
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要約
3症例の毛巣洞に対して,大臀筋穿通枝皮弁による再建を行った.症例1は35歳男性,6×12cmの組織欠損に対して6×15cmの皮弁をデザインし再建した.症例2は22歳男性,3×15cmの組織欠損に対し,7×15cmの皮弁をデザインし再建した.症例3は22歳男性,3×6cmの組織欠損に対して4×8cmの皮弁をデザインし再建した.3症例のうち症例1,3において術後創感染により一部創離開を認めたが,いずれも皮弁の壊死は認めなかった.なお,現在まで再発は認めず,良好な経過である.
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