トピックス 補聴器とその適合
5.補聴効果の評価方法
岡本 牧人
1
1北里大学医学部耳鼻咽喉科学教室
pp.818-824
発行日 2000年11月20日
Published Date 2000/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411902264
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はじめに
補聴効果の評価については,補聴器の評価,評価のための設備・機器,装用効果の評価,難聴者の評価に分けて考えるのがよい。時期でみると補聴器決定のための評価,決定後短期における評価,長期装用後の評価に分けられる。補聴器決定のための評価は主としてフィッティングのところで述べられると思うのでここでは述べない。聴覚の評価は補聴効果の評価の際にも必要であるが,補聴器の適応とフィッティングとの関連のほうが大きいので,ここでは補聴効果に関連して言及するにとどめる。
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