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特集 最新版 見てわかる! 喉頭・咽頭に対する経口手術〔特別付録Web動画〕
《良性疾患に対する手術》
副咽頭間隙腫瘍
Endoscopy-assisted transoral approach for parapharyngeal space tumors
宇野 光祐
1
,
荒木 幸仁
1
Kosuke Uno
1
,
Koji Araki
1
1防衛医科大学校耳鼻咽喉科学
キーワード:
内視鏡併用経口的手術
,
経口的咽喉頭部分切除術
,
transoral videolaryngoscopic surgery
,
TOVS
,
経口的ロボット支援手術
,
transoral robotic surgery
,
TORS
,
神経刺激装置
,
ナビゲーションシステム
Keyword:
内視鏡併用経口的手術
,
経口的咽喉頭部分切除術
,
transoral videolaryngoscopic surgery
,
TOVS
,
経口的ロボット支援手術
,
transoral robotic surgery
,
TORS
,
神経刺激装置
,
ナビゲーションシステム
pp.526-531
発行日 2023年6月20日
Published Date 2023/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411203416
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POINT
●副咽頭間隙腫瘍に対する内視鏡併用経口的手術の報告が増えている。
●経口的手術の適応は定まっていないが,腫瘍下端が硬口蓋・翼突鉤より下方に位置し,咽頭内腔に張り出して,周囲との癒着のない単一病変はよい適応と考える。また,内頸動脈の前内方に位置する,血流が豊富でない,放射線照射歴を有さないことも考慮する。
●長径は約5cm程度の腫瘤に行われており,最大8cmまでの報告がある。
●手術の合併症の頻度は5〜10%程度で,合併症を回避するため,神経刺激装置やナビゲーションシステムを用いることが望ましい。
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2026年6月).
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