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特集 副腎皮質ステロイド—どこに注意し,どう使う?
《ステロイド投与の実際》
急性咽喉頭炎・気道閉塞—口内炎も含めて
Acute pharyngolaryngitis and airway obstruction
杉山 庸一郎
1
Yoichiro Sugiyama
1
1京都府立医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室
キーワード:
咽頭浮腫
,
喉頭浮腫
,
咽頭潰瘍
,
真菌症
Keyword:
咽頭浮腫
,
喉頭浮腫
,
咽頭潰瘍
,
真菌症
pp.728-733
発行日 2021年8月20日
Published Date 2021/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202786
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POINT
●急性咽喉頭炎では,気道狭窄のリスクがある場合には積極的に副腎皮質ステロイドを経静脈的に投与する。
●喉頭浮腫では副腎皮質ステロイドの効果を経時的に観察し,有効性を確認することが重要である。
●副腎皮質ステロイド投与に反応が乏しい急性気道狭窄では,気管切開術を躊躇しないことが重要である。
●副腎皮質ステロイドにより軽快する,繰り返す急性咽頭・喉頭炎では全身疾患も考慮する。
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