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特集 進化する経外耳道的内視鏡下耳科手術(TEES)—エキスパートに学ぶスタンダードな手術手技〔特別付録web動画〕
TEESの歩みと将来展望
History and future perspective of transcanal endoscopic ear surgery(TEES)
欠畑 誠治
1
Seiji Kakehata
1
1山形大学医学部耳鼻咽喉・頭頸部外科学講座
pp.902-907
発行日 2019年10月20日
Published Date 2019/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202203
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POINT
●transcanal endoscopic ear surgery(TEES)は,外耳道を中耳および内耳への最も自然なアクセスルートとして利用する,人間工学的に優れたheads-up surgeryである。
●圧倒的な視認性に加え,傷痕がなく(少なく),術後の痛みが少ない低侵襲性から,現在TEESの適応範囲は拡大しており,顕微鏡下耳科手術と並ぶ耳科手術のスタンダードとしての地位を確立しつつある。
●本邦では約2/3の施設や耳科医がすでにTEESを導入している(日本耳科学会企画委員会調査,2018年)。
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