増刊号 救急・当直マニュアル—いざというときの対応法
Ⅴ.当直での術後急変への対応
内視鏡下鼻副鼻腔手術後の眼瞼腫脹・複視・視力障害
志賀 英明
1
,
八尾 亨
1
1金沢医科大学医学部耳鼻咽喉科学
キーワード:
眼瞼血腫
,
眼窩内側壁損傷
,
前篩骨動脈損傷
,
視神経管損傷
,
外眼角靱帯切断術
Keyword:
眼瞼血腫
,
眼窩内側壁損傷
,
前篩骨動脈損傷
,
視神経管損傷
,
外眼角靱帯切断術
pp.308-311
発行日 2019年4月30日
Published Date 2019/4/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202073
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当直医へのコール
●全身麻酔から覚醒して数時間経過後に顕在化しやすい。
●患者自身が視力障害や複視を訴えるケースが多い。
●夜勤のナースが巡回時に眼瞼腫脹に気がつくケースも考えられる。
●午後の手術であれば深夜にコールされる可能性がある。
●安易に研修医に診察を委ねるのではなく,自ら病棟に足を運んで診察にあたるのが重要。
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