Japanese
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特集 頸部郭清術のNew Concept
《手術手技》
側頸部郭清術
Lateral neck dissection
上村 裕和
1
Hirokazu Uemura
1
1奈良県立医科大学耳鼻咽喉・頭頸部外科
pp.836-844
発行日 2016年10月20日
Published Date 2016/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201091
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POINT
●側頸部郭清術の適応は中・下咽頭,喉頭のN0 neckが原則(予防的郭清術)であるが,術後補助療法追加などの条件によって適応が変化している。
●原発巣との関係を考慮して皮切線デザインを決定し,必要十分な剝離を行って安全で確実な手術操作のためのworking spaceを得る。
●筋膜・各臓器の特性の利用や,広範囲にわたり同じような深さとなるように均等に剝離を進めることが,小血管損傷を回避した良好な視野確保や安定した郭清のために大切である。
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