増刊号 耳鼻咽喉科処方マニュアル
2.上気道感染症・性感染症
かぜ症候群
金谷 洋明
1
,
春名 眞一
1
1獨協医科大学耳鼻咽喉・頭頸部外科学講座
pp.42-44
発行日 2016年4月30日
Published Date 2016/4/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411200887
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処方のPoint
・かぜ症候群は自然寛解する予後良好な疾患であり,身体の安静と水分・栄養補給が治療の基本である。最終的には宿主の免疫応答により治癒するものであり,薬物療法は対症療法としての位置づけとなる。
・発熱への対応は,患者の症状や生活習慣を考慮して適切に行う。ウイルス感染に対して発熱は重要な生体反応であることを認識し,過度な解熱薬の使用は控える。
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