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あとがき
丹生 健一
pp.190
発行日 2014年2月20日
Published Date 2014/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411102747
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大晦日は久しぶりに家族と紅白歌合戦を観ながら過ごしました。綾瀬はるかさんの司会には新人の学会発表を見守るときのようにドキドキさせられましたが,「あまちゃん」は可愛かったですね。アベノミクスで株価上昇,富士山の世界文化遺産登録,2020年東京オリンピック決定,被災地仙台で楽天日本一,と2013年は明るい話題が多い1年でしたが,読者の皆様にとってはいかがでしたでしょうか? 消費税増税や環太平洋パートナーシップ協定,隣国との関係改善,そして福島の復興と原発処理など,今年もたくさんの課題はありますが,本年が皆様にとりまして良い1年であることをお祈り申し上げます。
さて,今月号の特集は「小児難聴Update」です。小児の難聴はなかなか気づかれないことも多く,対応の遅れは言語発達や学習障害へと繋がりかねません。できるだけ早く発見し,適切な治療や聴能訓練を開始することが望まれます。そこで,急性中耳炎,滲出性・真珠腫性中耳炎,心因性難聴への対応を工藤先生(千葉県立保健医療大),新鍋先生(自治医大),佐藤先生(東京電力病院)に,ウイルス性難聴,遺伝性難聴,人工内耳について最新のトピックスを小川先生(福島県立医大),菅谷先生(岡山大),熊川先生(虎の門病院)にご執筆いただきました。エキスパートによる解説を日常診療のブラッシュアップのためにぜひご活用ください。
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