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特集 分子標的薬時代の耳鼻咽喉科診療―処方するとき,服用患者を診るときのポイント
≪分子標的薬を服用する患者の診方≫
頭頸部癌以外の固形がんに対する分子標的薬投与患者の診方
Management of molecular targeting drugs
藤井 博文
1
Hirofumi Fujii
1
1自治医科大学附属病院臨床腫瘍科
pp.494-498
発行日 2013年6月20日
Published Date 2013/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411102547
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POINT
●現在いろいろな分子標的薬ががん薬物療法に用いられている。
●分子標的薬の副作用は軽度であるも従来の殺細胞性抗癌薬とはプロフィールが異なり多彩なため多科にまたがるチーム医療での管理が重要となってきた。
●各薬剤の特徴を知り適切な患者指導と処置によりアドヒアランスを維持することで治療成績を維持することが重要である。
●頭頸部領域のがんに対しても現在使用されている薬剤の適応拡大がありうるため,管理方法については連携を通じて熟知しておく必要がある。
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