Japanese
English
特集 診療所における工夫―私はこうしている
レーザー,コブレーター,バイポーラ凝固療法
Laser surgery and radiofrequency treatment
笠井 創
1
Hajimu Kasai
1
1笠井耳鼻咽喉科クリニック
pp.127-132
発行日 2011年2月20日
Published Date 2011/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411101750
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
Ⅰ.はじめに
近年,手術支援機器として各種レーザーや高周波電気凝固機器(表1)が普及し,これらの機器を用いると出血や疼痛の少ない治療が可能なため,耳鼻咽喉科領域の外来日帰り手術に応用されている。各種手術支援機器にはそれぞれ特徴があり1),適応となる疾病の病態に応じて使い分ける必要がある。当院では炭酸ガスレーザー,半導体レーザー,コブレーター,セロン,サージトロンを,鼻閉に対する下鼻甲介手術,扁桃肥大や扁桃膿栓症,いびきの治療,鼻出血などに使用している。当院でのレーザーと高周波ラジオ波凝固機器の適応(表2)と日常診療での使用状況を報告する。
Copyright © 2011, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.