シリーズ DPCに対応したクリニカルパスの実際
⑩耳硬化症
新藤 晋
1
,
池園 哲郎
1
1日本医科大学耳鼻咽喉科学教室
pp.1067-1076
発行日 2006年12月20日
Published Date 2006/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411100791
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Ⅰ はじめに 当院では,2003年より診断群分類(diagnosis procedure combination:以下,DPC)による包括的診療報酬制度が導入されている。DPCの導入に伴い当科でも,在院日数の短縮,インフォームド・コンセントの充実,質の向上,ケアの標準化,医療資源の効率化を図る目的でクリニカルパス(以下,CP)を採用し,3年あまりが経過した。
今回われわれは,アブミ骨手術を目的に入院した耳硬化症患者におけるCPの使用状況を紹介するとともに,使用中に生じた問題点やその改善方法について述べる。
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