眼科の控室
院内感染
pp.1248
発行日 1997年6月15日
Published Date 1997/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410908872
- 有料閲覧
- 文献概要
「天災は忘れたころに来る」という有名な文句があります。寺田寅彦が言ったとされています。名言であり,日本での原発の発祥地の東海村でも,発足から41年後に,とうとう爆破事故が起こってしまいました。
天災ではありませんが,眼科関係で似たものといえば,まず院内感染でしょうか。流行性角結膜炎EKCがその代表ですが,これが病室で一度発生すると,根絶が実に難しいのです。多くの場合,病棟閉鎖をしなければ,安心して患者さんに入院してもらえません。
Copyright © 1997, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.