特集 緑内障診療ガイド—今日の戦略
Ⅱ.治療の実際
1.薬物治療の実際
第一選択薬としてのβ遮断薬
福地 健郎
1
1新潟大学大学院医歯学総合研究科生体機能調節医学専攻感覚総合医学講座視覚病態学分野
pp.127-131
発行日 2002年9月10日
Published Date 2002/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410907881
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はじめに
β遮断薬は1981年にマレイン酸チモロールが発売されて以来,長く第一選択薬として使用されてきた。1999年にラタノプロストやドルゾラミドが発売され,全体としてのシェアは減ったものの,現在でも緑内障治療薬の第一選択となりうる利点を十分に備えている。
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