特集 インフォームドコンセント時代の眼科外来診療マニュアル—私はこうしている
外来フォローアップの実際
硝子体手術後の外来フォローアップ
本倉 雅信
1
1大阪労災病院眼科
pp.214-216
発行日 1999年9月30日
Published Date 1999/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410906578
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最近の硝子体手術の特徴として,水晶体の扱い如何にかかわらず,徹底的な周辺部処理が可能となってきている。かつて複雑と思われた多数の術後合併症も,現在では比較的理解しやすくなり,整理されてきている。また,手術の変化に伴い,入院期間も少しずつ短縮され,肉体的・精神的負担をいかに軽減するかを目標に,外来でのフォローアップの重要性は今後ますます比重を増すと思われる。
術後合併症の早期発見と,それに対する迅速な対応がポイントとなる。
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