特集 インフォームドコンセント時代の眼科外来診療マニュアル—私はこうしている
外来診療のポイント(主訴から診断まで)—私はこうしている
変視症
飯田 知弘
1
1群馬大学医学部眼科学教室
pp.61-63
発行日 1999年9月30日
Published Date 1999/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410906536
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変視症は,さまざまな黄斑疾患でまず必発の症状である。最近では,黄斑疾患の病態の理解と治療法が進歩して,光凝固だけでなく硝子体手術によるアプローチも広く行われるようになってきた。しかし,眼底所見の改善が得られても患者さんの十分な満足が得られないことをしばしば経験する。これは単に視力だけの問題ではなく,変視症もその原因になっていることが多い。
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