綜説
変視症、小視症、大視症を示す黄斑疾患
岡本 史樹
1
1筑波大学 眼科
キーワード:
眼底
,
術後合併症
,
網膜静脈閉塞症
,
網膜穿孔
,
網膜剥離
,
網膜前膜
,
黄斑浮腫
,
光干渉断層撮影
,
眼底撮影
,
小視症
,
大視症
,
変視症
Keyword:
Fundus Oculi
,
Macular Edema
,
Retinal Vein Occlusion
,
Postoperative Complications
,
Retinal Detachment
,
Retinal Perforations
,
Epiretinal Membrane
,
Tomography, Optical Coherence
pp.389-397
発行日 2017年4月5日
Published Date 2017/4/5
DOI https://doi.org/10.18888/J00293.2017221746
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変視は物が歪んで見えること、不等像視は左右眼で物の大きさが異なって見えることであり、ともに病的網膜により惹起されると考えられている。変視や不等像視を訴える患者は少なくない。疾患によってさまざまな変視や不等像視の特徴があることが分かってきている。変視症、小視症、大視症の定義、変視症、小視症、大視症の測定、黄斑前膜、黄斑円孔、網膜静脈分枝閉塞症に伴う黄斑浮腫、裂孔原性網膜剥離術後、その他の黄斑疾患について述べた。
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