第50回日本臨床眼科学会専門別研究会1996.10.24京都
レーザー眼科学
岡野 正
1
1東京医科大学霞ヶ浦病院
pp.762-763
発行日 1997年4月15日
Published Date 1997/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410905356
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かつての“光凝固”の部門が“レーザー眼科学”になってから本研究会はレーザーを使用する治療や検査を包括するようになり,その内容が幅広くなった。昨年は,網膜の光凝固が混乱してきた嫌いがあるとして,特に糖尿病網膜症の光凝固を希望した。一部に的を射た演題を頂けたが,なお本年も募集にあたっては同様の希望を入れた。そのためか,一般演題数が7題にとどまった。現在の潮流からすれば,枠を絞るのはそぐわないため広い分野からの発表を期待していたが,特別講演と一般との4題が網膜光凝固治療とは違った演題で看板に沿った内容となった。特別講演を大橋裕一教授にお願いした。座長は,特別講演を別所建夫先生(松山市)に,一般の①〜④題を戸張幾生先生(東邦大・第二)にお願いし,一般⑤〜⑦題を岡野がさせていただいた。時間に余裕があったせいか,討論も活発に行われた。
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